秘書のいない一人社長に、AI秘書がつきました

私は一人でNPO法人を切り盛りしています。本業も別にあります。秘書はいません。
朝起きたら、まずメールとカレンダーを確認する。重要な連絡が埋もれていないか、今日の予定に無理はないか、返事を忘れている相手はいないか。その確認だけで30分が溶けて、一日が始まる前から少し疲れている。経営者の方なら、この感覚は分かるのではないでしょうか。
いま、その朝の確認はなくなりました。AIエージェントの「みらい」(Meta Muse)に、秘書の役目を任せたからです。使い始めて、今日でちょうど一週間です。
AI秘書が、毎日やっていること

大げさな仕組みではありません。やっているのは、人の秘書がやってくれることとほぼ同じです。
1. 朝、要約が届く
その日の予定と、新着メールの中で重要なものだけを要約した便りが、朝の決まった時間に届きます。広告メールは除かれ、返信が必要なもの、請求や認証などの重要通知、配送状況などが整理されています。迷惑メールフォルダの中に紛れた「不達通知」まで拾ってくれるので、大事な連絡の取りこぼしがありません。

2. 大事な相手からの返信を、見張ってくれる
いま一番大切にしている取引先が2件あります。その相手から返信が来たら、迷惑メールに入っても見逃さず、すぐに知らせてくれる見張りを置いています。もちろん、返信を書くのは私の仕事です。秘書は「来ましたよ」と知らせるところまで。
3. リマインドは「状態を見てから」
普通のリマインダーは、登録した時刻になれば、終わっていても鳴ります。みらいのリマインドは違って、声をかける前に「その用事が今どうなっているか」を確認します。済んでいれば黙っているし、状況が変わっていれば、その内容で知らせてくれる。この違いは、使ってみると想像以上に大きいです。
4. 夜、「今日できたこと」を数えてくれる
一日の終わりに、その日終わった仕事を分野ごとに集計して見せてくれます。「やってもやっても物足りない」と感じがちな一人経営にとって、これは効きました。できたことが目に見えると、明日への繰り越しも冷静に決められます。

雇うのではなく、仕組みとして置く
役員秘書を一人雇えば、月に何十万円もかかります。でも、秘書の仕事の中核――集める、整える、見張る、思い出させる、振り返る――は、実は仕組みで再現できる部分が大きい。そこをAIエージェントに任せて、判断と人づきあいだけを社長がやる。これが、私のたどり着いた形です。
会社のパソコンでも、自宅でも、外出先のスマホでも、同じ秘書が付いてきます。場所ごとに別人格になることもありません。
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